2023-2024年度 第64代会長 伊藤 正人

会長挨拶ならびに運営方針
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この度、伝統ある鴨川ロータリークラブの2度目の会長を務めることとなりました。
1度目の会長就任からすでに20年あまりが経過し、鴨川ロータリークラブもメンバーも大きく変わりました。私も新たな気持ちでロータリークラブ会長職に努める所存です。
国際ロータリー2023-24年度RI会長ゴードンR.マッキナリー氏は、RIテーマとして
CREATE HOPE in the WORLD
“世界に希望を生み出そう”
を掲げ、平和の推進、メンタルヘルスへの取り組みを推進することを表明しました。
ロータリアンは、これまで基本的教育と識字率の向上、疾病予防、母子の健康など7つの重点分野において、世界をよりよくするために多大な貢献をしてきました。
21世紀になり20余年が過ぎましたが、世界では依然として多くの人々が貧困や飢餓、地域紛争などに苦しんでいます。鴨川ロータリークラブもロータリー財団や米山記念奨学会への寄付を通じて、世界の問題解決、国際親睦へ貢献してきました。
一方で、日本国内、南房総地域においては、少子高齢化の進行、人口減少傾向の加速に伴って縮小感がただよい、さらには頻発する大規模自然災害による日常生活の支障など問題は数多くあります。
単独のクラブではなし遂げられないような大きな問題にも、第6 グループ、2790地区、さらにはRIのつながりにより、大きな貢献ができるのです。会員皆様にはこのことをしっかりと認識していただきたいです。
2790地区のガバナー鵜沢和弘氏は、地区テーマを
Bring up Engagement エンゲージメントを育もう
とされました。
Engagementとは、会員一人一人がクラブの掲げる「戦略・目標」を適切に判断し、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲のこととされました。鵜沢ガバナーは、エンゲージメントの構成要素として、①貢献感、②適合感、③仲間意識を挙げています。クラブの発展には、各会員の親睦や職業意識を通じて、クラブに所属することの意義を認識し、地域社会や国際に奉仕することによる充実感が重要と考えます。
私は、このようなRI会長、地区ガバナーの方針を踏まえ、今期の活動方針を
積極的なクラブ運営と地域貢献活動
とします。
積極的なクラブ運営とは、自主的、積極的な委員会活動です。
地域貢献活動とは、地域社会のニーズを取り込み、クラブとしてできる奉仕活動を続けることです。